一、台湾国際蘭展の由来
台湾は自然環境が多様化しており、蘭科植物の豊富な資源があり、蘭の種類はとても豊富です。蘭の栽培はすでに100年以上の歴史があり、産業の発展も20年以上を超えしました。その為、蘭の栽培発展以外に蘭商品の輸出も盛んになっております。
台湾は世界の蘭の市場にて重要な産地であります。行政院農業委員会（以下農委会）の統計資料によると、2016年台湾観賞植物の輸出総額は1億8781萬台湾ドルになり、そのうちの92％の1億7285萬台湾ドルは蘭の市場で占めています。2017年胡蝶蘭の輸出額は1億2876.5台湾ドルにもなり、台湾の観賞植物輸出の68.5％を占めております。それは、台湾の蘭市場はとてもすばらしく、広く国際市場に受け入れられると言えるでしょう。
農委会の指導の下、台湾蘭生産販売発展協会は2004年「第8回アジアらん会議・展示会」から今まで、毎年「台湾国際蘭展」を開催しており、たくさんの経験を積んできましたのです。来場者から数々のお褒めの言葉をいただいております。去年2017年台湾国際らん展は世界37か国、24.8万人のお客様がご来館いただきました。また、92.06億台湾ドル以上の蘭注文を受けたという点から見れば、まさに十分国内外にらん産業の宣伝効果があったことが分かりました。
「台湾国際蘭展」は販促効果のある舞台であり、最も重要ならん展覧イベントの一つと言えます。「台湾国際蘭展」を引き続き開催するため、同業異業が協力し、国際競争力を向上させ、世界のらん産業のリーダーとなり、この業界の更に向上させましょう。なお、らん展の盛大な効果を上げるため、産業の力を結合し、良品、高品質のらん競演をし、人々の生活美学向上を目指しましょう。
二、台湾国際蘭展について
毎年一度開催される「台湾国際蘭展」(Taiwan International Orchid Show, TIOS) はらん専門の展示会です。長年の努力によりすでに世界らん界において確かめる地位を得ております、更に「世界らん会議」（World Orchid Conference；WOC）と「アジア太平洋らん展」(Asia Pacific Orchid Conference；APOC)と並ぶ世界3大らん展となっており、毎年十万人の入場者、世界各国からの国賓を迎え、国際的に大規模な専門の蘭生産販売の場となっております。
2004年行われた「第8回アジア太平洋らん会議・展示会」(Asia Pacific Orchid Conference, APOC)の好評で、2005年蘭サイエンスパークの開業とともに、「台湾国際蘭展」を開催しており、各国のバイヤー参加呼び込みに効果を挙げ、多くの参加業者に海外の注文をもたらし、蘭の世界市場の開拓をし、台湾を世界的に重要な蘭の生産地との印象を作り出しました。
2005年から～2018年台湾国際蘭展の成果
